冬に流行する意外な症状、それは食中毒

 

その原因となるのがノロウイルスです。

 

実はノロウイルスは冬に流行しやすいのはご存じですか?

危険性や感染経路、予防法を知っておくだけでも損はありません。

 

 

今回はノロウイルスが冬に流行する理由とその予防法を紹介します

 

ノロウイルスの症状

ノロウイルスは小型の球形ウイルスです。

 

Norwalk

引用元:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Norwalk.jpg

 

感染するとおよそ24~48時間の潜伏期間を経て、

微熱・吐き気・下痢などの初期症状を発症します。

 

この初期症状は、普段の風邪や体調不良と誤認しやすいため、症状の進行や

感染拡大を引き起こしてしまう危険があるのです。

 

 

その後症状が悪化すると、

38 ℃を超える高熱、ねじれるような激しい腹痛・嘔吐下痢など

想像を絶する苦痛を味わうことになります。

 

 

ただ、これらの症状は長くても2,3日で回復し、後遺症もないため

あの苦痛に耐えきれるだけの忍耐力があれば、なんとかなります。

 

 

ただ、経験者である私から言わせれば

あんな苦痛を味わうくらいなら1週間水だけで過ごす方がマシです…

(あれはガチで寿命が縮みます…)

 

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスは主に経口感染で人に感染します。

 

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手にウイルスが付着した状態で、手づかみで食べ物を口にしたときに感染するのが

一般的です。

 

しかし後述の特性により、水道の蛇口などに付着していて、その水道で水を飲む

ことで感染するケースも確認されています。

 

さらに、感染者の嘔吐物排泄物にもノロウイルスが含まれており、そこから

空気中に広がることで付近一帯で空気感染することもあります。

 

 

そしてノロウイルスはどこから感染源となるかというと…

 

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冬の味覚、海のミルクの牡蠣(カキ)です。

ノロウイルスは、冬の下水から海へ流れでた水に含まれており、そこから

汚染された牡蠣やアサリなどの二枚貝を人が食べることで発症すると考えられて

います。

 

ノロウイルスの特性

ノロウイルスには他のウイルスにはない特性があります。

 

それは、異常に耐久力が高く簡単に死なないんです。

守備力でいえば5000、HPでいえば100万くらいのバケモノです。

 

ノロウイルスは他の感染症ウイルスと比べると、

温度条件、湿度条件、酸性度条件などの適応範囲が広く、完全に滅菌するのが

難しいのです。

 

低温処理では死滅せず、不活性(冬眠状態)となるだけです。

エタノール消毒にも耐性を持ち、死にません。

 

 

85 ℃以上の温度で1分以上加熱すること・次亜塩素酸ナトリウムによる処理

ようやく滅菌できるほど強い活性をもつのです。

 

そのために二次感染力が非常に高く、しっかりと洗浄・消毒を行っていない

トイレや水道から感染したりするのです。

 

ノロウイルスの予防法

もっとも効果的な予防法は衛生管理です。

 

消毒エタノールはノロウイルスに対して効果は極めて薄いですが、

手洗いなどの物理的な洗浄方法は効果が期待できます。

 

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さらに、身の回りの器具の消毒をして衛生管理を徹底しましょう。

次亜塩素酸ナトリウム入りの除菌剤を使って、

水道、調理器具、ドアノブ、便器周辺など感染の可能性のある場所を徹底的に

除菌しましょう。


 

ノロウイルスの感染力は年々増加しているという研究報告もされています。

 

予防を心がけることは、自分だけでなくあなたの近くにいる人、子供、お年寄りを

守ることにもなるのです。

一人ひとりの心掛けで、無用な苦痛を感じさせることはなくなります。

 

冬は感染症の予防を徹底しましょう